2022/05/07

円満な別れ方｜恋人ときれいに別れる方法はある？

交際クラブでも、出逢いと別れはつきものです。恋人と円満に別れるためにはどうしたら良いのでしょうか。トラブルになったり相手がカッとなったりする別れ方には、一定の共通点があります。付き合いが長ければ長いほど別れは切り出しにくくなりますが、ステップを踏むことで、揉める確率を少しでも低くするための方法を解説します。


■別れ方のステップ

それでは早速、円満解決に導くための別れ方を解説します。

・ステップ1：サインを出す

別れの予兆を相手に察知させるのが第一段階です。
揉める原因に「突然切り出された」という理由がありますが、相手がうまくいっていると思い込んでいる場合、特にトラブルが起こりやすくなります。
別れる前は相手を避けがちですが、むしろ積極的に不満を表明し、我慢できない嫌なこと、やめてほしいこと、納得がいかないことなどを全部言ってしまうのがおすすめです。

・ステップ2：距離を取る

会うのを減らし、メッセージや電話も減らして距離を取ります。
ただし、無言で実行するのではなく、「ほかにやることがある」「気分が乗らない」といったように、体調などが悪いわけではないことを伝えておきましょう。
一番難しいのが一緒に住んでいるような場合ですが、同居は解消するのが先決です。
「将来のことを一人で考えたい」というように、2人の関係に未来がないことを遠回しに伝えるのも良いでしょう。

・ステップ3：決意を伝える

いよいよ相手に別れる気持ちが固まっていることを伝えます。
時間は必ず昼間にしてください。
人が冷静になるためには日が高い時間であることが重要です。
カフェのテラスなど外部で人がいる場所を選び、相手が取り乱したり大騒ぎしたりしにくい環境で伝えましょう。
開けた屋外でも良いので、公園なども適しています。
どうしても会えない時は電話で伝えてください。
言葉はストレートに、「別れたい」一択です。
相手に「説得すれば元に戻れるのでは」と思わせるような言葉は決して使ってはいけません。
時間を区切ることも重要で、いつまでもダラダラと話していると余計にこじれます。
ただし、別れる理由は正直に言うこと、かなり前から考えていたと言うことも必要です。
相手の言い分があるなら聞く態度も必要ですが、ただ聞くだけ（質問があれば答えるだけ）に徹します。
気遣いはいりません。

■相手の態度パターン別対処法

別れたいことを伝えた時に、相手はさまざまな態度をするでしょう。
そのことに右往左往してしまうと、逆に執着を生んでしまうおそれがあります。
その人の性格にもよるので一概に言えませんが、一般的なパターンを例に対処法をまとめておきましょう。

・泣く

別れ話をされて泣くのは普通のことです。
相手が泣いた場合は、黙って見守ってください。
なぐさめたり、優しい言葉をかけたりすると話がこじれる原因になります。
泣かれたからといって愛する気持ちがよみがえるはずもありませんので、その場だけ取り繕っても意味はありません。
最悪は相手のペースに巻き込まれて泥沼化することですので、落ち着くまで無言で見守りに徹します。

・怒る

怒り出した場合は、話を聞くことです。
カフェなどの場合はほかの人の迷惑になるので、怒り出しそうな相手の場合は、公園などで伝えるのが良いでしょう。
文句を言うだけ言ったら落ち着く人も少なくありません。
ただし、難しいことですが、反論はしないことが重要です。

・黙りこむ

最も厄介なのが黙ってしまうことですが、しばらく待ってそれでも無言なら、その場は切り上げましょう。
ただし、もう二度と会わないというのではなく、また話そうと切り上げるのが基本的にはベストです。
実際にはもう話し合う機会はないかもしれませんが、こうした相手は事態を処理するのに時間がかかるタイプが多いです。
ただし、十分な時間をかけることで、最終的には円満解決になることも少なくないでしょう。

・去る

その場にいられなくなり、黙って立ち去る人もいます。
この場合は基本的にそれで終わりです。
その後連絡する必要もありませんし、改めて会う必要もありません。
もしまだ伝えるべきことを伝えきれていない場合は、メッセージやメールで連絡してもかまいません。
返事がなければ最終的に一方的に切り上げることになります。

・ごねる

別れたくないとごね出した場合、また話そうと切り上げます。
このタイプは時間がかかりますが、相手からメッセージなどが来たら返事をし、徐々に連絡を取る回数を減らして期間をおきながらフェードアウトしていきましょう。
粘ってもごねても、もう元には戻らないと理解するための時間が必要なタイプです。

一度恋人関係になったら、お互いがお互いに気持ちが冷めない限り、円満な別れ方はなかなかできないことも事実です。
ただ、通常の感覚であれば、こちらにまったく心のない相手に対し、いつまでも同じ関係性を求め続ける気力は人にはありません。
気持ちが大きく動揺するのは「突然」「いきなり」「予期していない」という場合です。
交際クラブの割り切ったお付き合いでも、徐々に気持ちが離れていることを態度で示し、相手に別れる準備をしてもらう時間を与えることも大切です。


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